お料理一覧→上手な「あさり入り野菜かき揚げ」編

 

久しぶりに外食に出た時でした。

小学生の息子が「これ、美味しい」と言うのです。

みると、それは”かき揚げ”でした。

男のせいか、子供のせいか、もともと野菜を好んで食べると言う感じではないのですが、このかき揚げについては、「もう一つ食べていい?」って具合で食べていたのです。

いつも、妻は子供にはできるだけ野菜を食べさせたいと気を使っていたのですが、きまってなかなか食べないことから「仕方ないかな・・・」の様に思っていただけに、

このかき揚げを食べる姿に「へ〜〜」と思ったようです。

 

そして、その時パッとメモしたのが、このあさり入りの野菜かき揚げなんです。

外食って、家事のサボりって一面もあったりしますが、いやいや、外食は家庭料理を、時として楽しくもしてくれるもんなんですね。

 

今回使ったフライパンは板厚2.3ミリ、サイズ24cmのタイプです。揚げ鍋としても、この板厚は頼りになります。・・・・詳しくはこちら

 

 

  


ちょっと焦げちゃったかな・・・

 


 

レシピのおさらい

【材料】約4個分

玉ねぎ半分、人参7〜8cm、干しえび一握り程(むきエビも可)、あさりの水煮缶1(茹でたあさりでもオッケー)※冷凍ものはちょっと・・・・・

ころも・・・・・・小麦粉大さじ3杯弱、水約50cc、卵白1個分



調理時間は40分程です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

まず、玉ねぎはスライスして、人参は細切りにして置きます。あと、エビとあさりも出して置きます。



次は、ころも作りです。
卵を黄身と卵白に分け、卵白を今回は使います。


その、卵白に小麦粉と水を入れて、かき混ぜますが、しっかり混ぜるのではなく
「まだまだ、ダマが残ってるけど大丈夫?」って位で止めてしまいます。


これで下準備はおわり。


ここからは揚げ段階です。


油を注ぎ、油の温度が中温に上がるまで待ちます。その間に具材の揚げ準備をします。

分量は一つ分の揚げる量の、玉ねぎ、人参、エビ、それにあさりのむき身を7粒ほどをボールに入れて、そこに大さじ1杯分のさっき作っておいたころもをいれ、カンタンにかき混ぜます。あえる感じです。

大体この位で、油の温度も上がってきた頃ですので、揚げはじめます。


ここからがポイントです!

よく、かき揚げを一人前ずつを油に落として、まとまるように揚げる方法がありますが、
これだと、一度に生地を落としてしまうので”ぼて”っとなりやすく、その結果、カリっと揚がらない事があります。


なので、ここでコツを使います。まずボールに入れて絡めたかき揚げの具を、箸でつまめる位を油に入れて小さなかき揚げを作ります。

そうしたら、再度箸でつまめる位を、そこにつけるように加えていきます。重要なことは、どこかがくっ付く位に重ねる事です。

要は、一つのかき揚げを作るのに、これを数回繰り返して作るんです。

こうする事で、かき揚げの中に適度な隙間ができ、その隙間には油が通ることで、サクっとしたかき揚げができる。

これがコツなんです。


これ、実はプロ直伝の誰でもできる美味しいかき揚げの方法なんです。

苦手なものが、美味しくできるとお料理って、ガゼン楽しくなりますよね。



追伸

天つゆで食べる場合、天つゆは湯気がゆら〜っとする位の温かさにして食べるといいですよ。

  


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