沖アミでちょっと変わった料理

 

今回の鉄フライパンで作るレシピは、沖アミを使った料理です。その前に・・・・沖アミってエビじゃないそうです。

「エビの味がするし、形だってエビの形してるじゃん」って思いますが、沖アミはオキアミ類。それと、沖アミはプランクトンだそうです。これ聞いて「プランクトンって言うには大きすぎじゃない?」って思いました。

 

だって小学校の理科の教科書で勉強しましたからね。大方プランクトンって言ったらミドリムシやゾウリムシの微生物を想像します。でも、それ間違った解釈なんだそうです。これ教科書がいけないらしいです。と言うのも、そもそもプランクトンとは自分で泳ぐことが出来ない浮遊生物と言う事らしく、微生物とかの大きい小さいの問題じゃないそうです。言ってみればクラゲもプランクトンですから、かなりの大きさになります。

 

前置きが長くなりましたが、そのプランクトンである沖アミを使って料理します。これを食卓に出すとき、「今日はプランクトン料理よ」って言ってみたら、「ご飯できたよ」と言っても直ぐに来ない家族も、急いで来ることでしょう。(笑)インパクトありますからね。出来たての料理はこうでなくちゃ。

 

食卓の笑顔を、フライパンで作ってください。作り方はいつものように写真と一緒に進めていきます。

 


【材料】(約8個分)

むきえび180グラム
はんぺん大2枚
あみ大さじ3
生姜ひとかけ
塩こしょう少々
~・~・~・~・~・~

まずは下準備からです。



えびは背わたが目立つときは取り除いておき、少し粘りが出る位細かく包丁で叩きます。
はんぺんは細かく切って、すり鉢で擦っていきます。



そこに先程のエビを入れ、塩こしょうを入れさらに練っていきます。
※フードプロセッサーをお持ちの方はそれを使ってもいいですが、手で叩いた方がつぶつぶ感があって面白いです。




生姜は皮をむき繊維に沿って切り細切りにしておきます。




すり鉢にその切った生姜と沖アミを入れ混ぜ、平たくまとめていきます。
この時、手に水とバットに薄く油を塗っておくと取りやすいのでおすすめです。

 




ここから揚げです。



鍋に油を入れ180度位になったら鍋肌からそっと先ほどの生地を入れます。

そして生地が浮かんできたら裏返し、少し揚げて出来上がり。



意外にカンタンです。

しかも、フライパンから上げた時の、鉄フライパンとの色が良い感じです。




食べ方は、出来たてを醤油と大根おろしもいいですし、天つゆでもでも良いので、蕎麦に乗せても結構いけます。