塩とフライパンの錆についてですね。
錆は酸化って思ってください。なので酸素がある所では必ず起こります。
よく鉄は海の近くだと錆びやすいと聞きます。
実際海の近くを通ると置いてある自転車やテラスの手すり、ガードレールなどを見るとそれを実感します。
でも、これ水ならどうかと、水の中に落とした鉄と塩水の中に落とした鉄とでは大差ないです。
しかし実際に差が出ているのは、海水には塩に含まれているので、鉄を塩水から出した時にその塩はいつまでも鉄の表面に付着して残ります。
その塩は、御存知の通り水を含みやすいのですが、水を含むとそれには当然酸素が含まれているので、その酸素と鉄が触れ合って錆びが起こりやすくなっています。
簡単に言いますと、塩自体が悪さをしているのではなくて、塩に含まれた水が錆へ影響を出しているって感じです。
ですので、塩自体が錆を引き起こしていないと考えています。
それと海水はミネラルを含んでいるかでしょうか、いつもしっとりしています。しっとりとは、水分を含んでいる証拠です。
一方、塩化ナトリウムと言われる、作られた塩はサラサラしていて、ミネラル塩とは違って水分を含む量が全然違います。この違いからも、錆の状況は違うと思います。
ただ、サラサラの人工塩が良いのかと言うと、これも思う所があります。