1ミリで作るフライパン

1.2oで作るフライパン、1.6ミリで作るフライパン

2.3ミリで作るフライパン

その一、お料理する姿はまるでシェフ。そんなフライパンさばきの出来るフライパン。

その二、あえて作ってみると楽しさが見えてくるフライパン。

その三、意外に難しい「大きくてぶ厚いハンバーグ」も、しかしマッスルな世界が必要なフライパン

あじねフライパン蓋

■鉄の餃子鍋

たたき上げ餃子鍋

たたき上げ餃子鍋小

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鉄フライパンって、どんなフライパンなの?

 

 

「鉄のフライパンは、どんなフライパン?」そんな大きな疑問があると思います。

「使いこなせるのかな。だってプロが使っているのをよく観るし、こびりついたり、手入れも面倒だって聞くし・・・」

 

そんな方へ、そして”鉄は初めて”と言う方へ、鉄のフライパンについてちょっと詳しくお話できればと思います。

申し遅れました。あじねフライパンの内田と申します。

 

今、色々なフライパンが世の中にあります。

表面加工のあるものやアルミ製の物、鋳物製、銅製のもの。

色にしても模様があったり、カラフルなものがあったりします。

これらはベースの材質に塗装をしものになります。

 

例えばその代表格にホーロー製品があります。

ホーロー製はとてもカラフルな絵柄や色をペイントする事ができます。ペイントされた絵柄は高温で焼付けされ、まるで表面をガラスで覆われたようにするものです。

こう言うと分かり難いですが、身近に似たものがあります。

それは陶器です。陶器も釉薬と言う成分を表面に塗り、これを高温でやくことで表面をガラスのようなコーティング加工にしています。

このコーティングによって使いやすいものになりますが、落としたりぶつけたりしてしまうと、その表面のコーティングがかけてしまい、腐食の原因になったりします。

よく「ホーローがかける」と言う表現がありますが、それはこんな性質から言われている事です。

  

 

 

では、フライパンについてはどんな物があるのかと言うと、大きく分けて、アルミ製、鉄製、銅製、ステンレス製などがあります。

アルミ製のものとは、よくスーパーなどでも見るタイプのもので、フッ素樹脂加工のあるものから、その加工がないものもあったりします。

最近ではフッ素樹脂加工についても3層、5層など多層コーティングの進んだものもありますが「どうしてはがれるのか?」と皆さん思われているようで、私達ではフッ素樹脂加工をしておりませんがご質問を頂きます。

 

銅製フライパンについては、とても熱伝導が良いことは皆さんご承知の通りですが、金属の性質として軟らかい事があり、形にしやすいと言う良い面がありますが、多少荒っぽい調理の場合キズがつきやすかったり、凹みやすかったりします。

 

そしてIH器の普及で増えてきたのがステンレス製のタイプです。

ステンレスは自然に皮膜をつくる性質があるので、水を使う所では錆防止となり大変重宝します。

ただ、熱の広がりがあまり良くない事から部分的に温度が高くなり、結果、焦げやすい事があったり、液体を温める際にもアルミとは全く違った様子に驚くこともあります。

この様に、どの金属にも一長一短な所がありますが、その性質や特質を知れば、その場面場面で活かせる事も出来て、とても便利な道具として使える様になってきます。

 

 

では「鉄のフライパンはどうなのか」になります。

少し前置きが長くなりましたが、これから詳しくご説明いたします。

どの金属にも一長一短があると言いましたが、当然、鉄にも一長一短があります。

他の金属と同じ様に鉄も熱膨張しますし、錆が出ることもあります。

そもそも錆とは酸化鉄と言って、空気とふれることでおきます。

なので、この地球上にある限り、鉄が錆びないということはないのですが、これには良い対策方法があります。

 

それは油を上手に使う方法です。

 

今、油を上手に使うと言いましたが、よく「鉄フライパンを使った後は油を塗らないといけない」と聞くと思いますが、この方法ではなく、もっと手軽なものにした方法です。

その方法とはお料理で使ったあと、まだ余熱のある内に水のみでこすり洗いをすると言う方法です。

 

こする物については、まだフライパンに余熱があるのでスポンジではなく、ステンレスタワシがお勧めです。

これを使ってこすり洗いをしますが、この時洗剤を使わないでこすり洗いをする事をお勧めしています。

 

 

なぜこの方法が良いのかと言うと、水のみなので適度な油がフライパンに残ってくれるのです。

この適度に残った油分が鉄と空気を遮断する働きになり、錆をだしにくくしてくれると言うわけです。

また、その効果はそれだけではありません。

鉄フライパンの最も重要なポイントは、油なじみです。

この油なじみが進むと、鉄フライパンは驚くほど使いやすく、とても便利な道具になるのですが、この方法を続ける事によって、この油なじみも良くしていってくれるのです。

そうなるとフライパンは更に手放せないかわいい道具となります。

 

そしてこの後は、かるく火にあて水分を飛ばし、冷めてきた位に収納するか、布などで水分を拭いてから収納になりますが、軽く火にかけた前者の方がカンタンですのでお勧めします。

もちろん、先程の「使った後に油をぬる」方法も良い方法なのですが、収納の時塗りたての油のギトギト感が気になったりする場合もあるので、その場合はこのカンタンな方法を試してみてください。

 

次は、鉄のフライパンについて「使いこなせるだろうか?」と言う疑問もあるかと思いますので、このことに触れたいとおもいます。

 

 

 

「鉄は体に良いから」と言うので使ってみたものの「わ”・・・・・」みたいな事になってしまっては「やっぱり面倒だからやめよう・・・」と思われる方も多いと思います。

これについては大声で「大丈夫です!!」と言いたい所ですが、フッ素樹脂フライパンのように誰でもカンタンと言う訳ではありません。

そもそもフッ素樹脂のタイプとは違いますし、コツも必要です。

と言っても安心してください。そのコツとは特別なものではありません。

「その昔」と言ってしまうと語弊がありますが、鉄フライパンが主流だった時代は、皆さんが普通にされていた事でもあります。

 

 

では、その方法とはどんなものか?をご説明します。

それは「フライパンに油を入れてから加熱して、煙が出て来たら一度深呼吸した位に食材を入れる。火加減はその後」これがその方法です。

この方法は私達のフライパンで「上手に使うコツ」としてお伝えしているものです。

 

鉄のフライパンを初めて使うとき、この煙に「焦げちゃうんじゃないの・・・」と少し驚く方もいらっしゃると思いますが、ぜひ、一度でもチャレンジしてみてください。

一度やってみただけでも、なんとなくでもコツがわかってきますので、タイミングをぜひつかんでください。

 

それに「やってみたら結構上手くいきました」と、お使い下さっているお客様から感想を頂きますと、やっぱり嬉しいもので、皆さんにもこの感覚を知っていただければと思っています。

 

また、金属ターナー(金属製のフライ返し)の使用もお勧めします。

フッ素樹脂では、表面のコーティングを長持ちさせることから出来ればナイロン製のターナーの使用を薦めていると思いますが、私達の場合は違います。

ナイロンターナーは、もともと軟らかい材質なので焼けた部分とフライパンの間に入り難いので、焦げの美味しい部分が取りきれず、フライパンにこびり付いたような感じになったりする事があります。

更にナイロンは、その性質上熱が加わると通常よりも更に軟らかくなり、取れにくくなる現象が強くなりますが、金属ターナーならそんな事はありません。

食材とフライパンの間にしっかり入り込んでくれて、焦げの美味しい所も上手に取りやすくなります。

 

 

鉄のフライパンって体に良いって聞くけど本当?

 

鉄フライパンと一言で言っても今は色々な物がありますので、ここではデーターがある私達のフライパンについてでお話をしたいと思います。

「貧血などに鉄フライパンは良い」「鉄フライパンは、お料理をするだけで鉄分が取れる」と言われていますが、じゃあ実際はどうなの?どれくらい取れるの?と気になる方もいらっしゃると思います。

ご家族の健康や小さなお子さんの食事、育ち盛りのお子さんの食事なら、どうせ使うなら体に良いものを使いたいと思うのは、自然な親心だと思います。

 

そこで私達では以前にこんなテストをしてみました。

そのテストとは、ただ炊いたご飯と、そのご飯を私達のフライパンでただ炒めたものを食品分析にかけてみたのです。

その結果、フライパンで炒めた方のご飯から0.03gの鉄分が数値として出ました。

この数字について、私達としては「健康にいいこと」の裏づけとなるので喜ぶべき結果なのですが、「貧血を治したい」との使用目的を持って使われるのでしたら、即効性が期待できるものではないので積極的にはお勧めしてません。

この場合なら、鉄フライパンより、むしろサプリメントを選ばれた方がいいと思います。

でも、使わないより使ったほうが良いと言うことだってあります。

 

こんな、あいまいな言い方ですが、私達は、鉄のフライパンを使うというのは「健康のために階段を使うようなもの」だと考えています。

 

 

よく、ダイエットが上手く行った方の話を聞くと共通している事があるがあります。

それは、過度のダイエットではなく「毎日の中で少しずつでも続けられることを続けていた」と言われている方が実に多くいらっしゃいます。

例えば「出来るだけ歩く」や「階段を出来るだけ使う」です。

これを聞いて「鉄フライパンを使うことと似てるな〜」と、いつも思っています。

 

 

それに鉄分摂取について言えば、食べ合わせでも効果を高くする事が出来るんだそうです。

と、期待をかけるような事と言いましたが、実は特別なことではありません。

要はお肉と野菜を組み合わせることです。

お肉を焼いたらサラダも食べたり、お肉入りで野菜炒めを作ったりするなど、動物性か植物性かで偏らないで食事を作るといった、至って普通な方法です。

 

これは鉄分にはヘム鉄と非ヘム鉄とがあり、どちらとも食べた分全てが鉄分として吸収されるわけではないのです。

でも、それぞれを組み合わせることによって摂取する効率を上げる事が出来るんだそうです。

 

「好き嫌いしないで何でも食べる」と似ていますね。

 

 

 

鉄フライパンの上手な調理

フライパンはキッチンでも良く使う道具のひとつだと思います。

その事から「炒める」「焼く」「揚げる」のほか「煮る」や「蒸す」にも使われる方もいらっしゃると思います。

例えば、少し多目の油を入れてカンタンな揚げ物をしたり、口が広いので魚を煮たり、または野菜などは水を入れて蓋して「蒸し料理」に使ったりと、お鍋で作るようなお料理もフライパンで作る、そんな使い方をされている方もいらっしゃると思います。

 

でも、鉄フライパンの場合は「炒める」「焼く」「揚げる」「煮る」「蒸す」全てOKと言う訳ではありません。

もちろん全く出来ないと言うことではないのですが、鉄のフライパンは油なじみがポイントなので、油なじみを大切にすると考えると「炒める」「焼く」「揚げる」は得意でも、「煮る」「蒸す」は、せっかくの油なじみを落ちやすくしてしまいます。

また、鉄フライパンは鉄そのものなので「煮る」「蒸す」は錆の原因にもなりやすかったりしますので、それを思うと「炒める」「焼く」「揚げる」を中心に使っていただくのがいいです。

 

 

そしてもう一つ、鉄フライパンで皆さん戸惑われる事があります。

それは表面が変わると言うことです。

これだけ聞くと、鉄フライパンはなにか特別な事のように思いますが、鉄以外でもアルミや銅でも金属なら当然のように起こる事でもあります。

こう言っても、フッ素樹脂フライパンを使い慣れていらっしゃる場合はピンと来ないかもしれませんが、例えばアルミ製の場合なら水を沸かしただけでも内側がグレーっぽく色が変わったり、ピンでつついたような白いくぼみ斑点ができたり、銅製なら食材や調味料によっては新品の10円玉のようになったりします。

 

 

これは金属と食材が触れ合うことで自然に起こる反応なのですが、鉄のフライパンでも同じ様なことが起こります。

鉄の場合は、調理する前は黒っぽかったのに調理後にフライパンをみたら銀色になっていたり、くぼみのような跡がなっていたりする場合もあります。

鉄フライパンをはじめて使われる方で、今までフッ素樹脂をお使いになられてた方にとっては驚かれる事もありますが、鉄のフライパンを使うに当たっては自然な事なので、特に心配する事はありません。

その後も大切なご愛用のフライパンとしてお使い頂けます。

 

実は、これを逆に利用したものが、ぬか漬けに鉄くぎを入れたり、黒豆を上手に煮る時に鉄鍋を使う調理です。

これは上で挙げた鉄の作用を逆に利用したもので、体に害がないばかりではなく、おばあちゃんの知恵だったり、昔から言い伝えられているお料理の手法だったりして、昔からの先人の知恵として今でもあるのは皆さんもご承知の通りです。

 

色が変わったりくぼみとなる原因については、煮物をした場合や酸やクエン酸の食材でお料理をした場合に起こりやすい事が分かっています(また昨今の過度の水の衛生事情も原因ではと言われている方もいらっしゃいます)。

またトマト料理などの場合は顕著に出ることがありますが、酸やクエン酸は大なり小なり多くの食材に含まれているものなので、実はフライパンの上ではこのような事は日常のように行われています。

でも、この場合も「フライパンが駄目になってしまった」と言うことではありませんし、鉄フライパンは鉄そのものなので体に悪いと言う事もありません。

鉄のフライパンを日常使っていく一つの通過点として、その後も愛着のある道具としてお使いいただけます。

 

※一般的なフライパンとの違いについて表にしてみました。

 

  一般的なフッ素樹脂フライパン あじねフライパン
金属膨張 起こる 起こる
出ない

出る場合もある

表面の変化 はがれなどが起こる 変化する
表面の黒いこびりつき(こげ) 調理の際は、ない方が良い(きれいな方が効果がある) あった方がよい(保護や油なじみになる)
調理手順 始からこびりつかない効果で使える コツが必要
高温調理 温度の上がりすぎは注意が必要 使える
低温調理 使える 使える
煮る調理 使える 使わない方がいい
蒸し料理 使える 使わない方がいい
炒め物料理 強火は注意 使える
焼き料理 強火は注意 使える
揚げ料理 油なので高温注意 油なので高温注意
お手入れ(洗い方) スポンジなど柔らかいもので表面をキレイにする ステンレスタワシなどで、こすり洗い
空焚き 使えない 使える(過度は注意)

 

 

鉄のフライパンは一生ものですか?と質問を頂きます。

「鉄のフライパンを一つ買えば、ずーっと使える」とお伺いする事があります。

また、お客様のお話の中でも「お母さんがずっと使っていたから、私も使ってみようと思って」なんてお聞きすると嬉しく思いますし「使い込んだ鉄フライパンほど使いやすくなる」とお客様からもお伺いしますと鉄の醍醐味と言うか、鉄のフライパンと関わっていて良かったと思います。

その中で「鉄は一生もん」と言われている事はとてもうなずくことができますが、これは使う方法によると思っています。

童謡でも「♪お釜底ぬけ行かれない〜」と言う歌があるように、あの分厚いお釜でも完全無欠と言う訳ではありません。

色々お話させて頂きましたが、使い方よって長持ち感も違ってきます。

物は「鉄そのもの」なので「煮る」「蒸す」よりもやっぱり「焼く」「炒める」「揚げる」などを中心に使って、鉄の最大のポイントでもある「油なじみ」をよくしてあげる事が鉄と永く付き合うには重要なかぎになります。

鉄のフライパンは育てるように使うと言われているのは、この様な事からもあると思っています。

 

 

これまでお話してきましたように鉄のフライパンにはコツがあったり、得意でない所もあったりもしますが、体に良いこと、熱源を選ばないこと、空焚きにも強いこと、そしてご家族の健康や、お子さんの成長、鉄が引だすお料理の楽しさなど、良い所がいっぱいあるのも鉄フライパンです。私達の鉄フライパンはたのしい道具なんです。

鉄について正しく知って頂ければと思い、長文ですがお話させて頂きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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